地元愛をもっと深めてほしい
にぎわい創出の新団体立ち上げメンバーに
- 国際地域学部 国際地域学科2年 中村 凜さん(福井県立大野高等学校 出身)
中村さんは高校3年生の夏休みに、国際地域学部を志望しているのに“地域” について何も知らないと考え、越前大野駅周辺のまちづくりについて考えるワークショップに参加。その活動がきっかけとなり昨年5月「まちづくりを通して越美北線を盛り上げる会(通称ETSUMI)」の立ち上げメンバーになりました。ワークショップを通じて、同沿線の住民に話を聞くことでこれまで知らなかった大野の良さを知ったと話し、「ずっと地元にいたのに知らなかったお店や地域にストーリーがあった。関心をもっていなかったと思う」と当時を振り返ります。
昨年から約7か月かけて制作した駅周辺のまちなかの模型は越前大野駅の待合室に設置。利用者ニーズを調査するため、あったらいいなと思う施設や意見などをのぼり旗に書いて刺してもらうようにしたところ、多くの声が集まりました。現在は通学のため福井市で暮らしている中村さんは「大野に帰ると安心する。一回外に出てみないとわからないことだった」と話し、「若者にまずは大野を知ってもらいたい。地元じゃない人にも興味を持ってもらって、ぜひ越美北線に乗って大野に来てほしい」と、活動に参加する前には皆無だったかもという大野への愛を語ってくれました。