令和4年度の福井大学学生国際貢献認定証授与式が3月22日に文京キャンパスで行われました。今年度は、1名の学生が認定を受け、上田孝典学長から認定証が授与されました。
この制度は、海外大学等における国際交流活動への参加を通して、教育、研究、医療活動等に貢献があった学生、海外の学生と相互理解?友好関係を深め、国際交流に貢献した学生を認定するものです。
今回認定を受けた、大学院医学系研究科博士課程統合先進医学専攻?先端応用医学コース4年の大沼利通さんは、医学部間で部局間協定を締結するオタワ大学(カナダ)との長年にわたる研究室交流に貢献し、2020年11月から約2年間の同大及びOttawa Hospital Research Instituteへの研究留学により国際共同研究を実施し、その研究成果が「Cells」誌へ掲載されるなど、両校の国際交流に多大な貢献をしたとして認定証が授与されることとなりました。大沼さんは、研究留学中は週1回のミーティングで全員が発表し、成果を示さないといけないという環境の中で苦労もあったが、成長できたと実感できる、貴重な経験になったと感想を述べました。
懇談会に参加した上田学長と明石行生副学長(国際)からは、在学中に得た学びを、社会に広く還元してほしい、とエールが送られました。