本学医学系部門とJCHO若狭高浜病院、高浜町は、高浜町の地域医療推進体制の発展と新たな地域医療の協働連携モデルの構築を目的として、地域医療推進体制構築にかかる協働連携に関する協定を6月24日に松岡キャンパスで締結し、新たな拠点となる「たかはま地域医療イノベーションセンター」を若狭高浜病院内に設置しました。
これまで本学医学系部門と高浜町の医療連携は、平成21年3月に寄附講座「地域プライマリケア講座」を設置、「地域社会参加型の健康まちづくり」をキーワードとして取り組みを深めています。
締結式では、藤枝 重治医学系部門長が「高浜町の健康的なまちづくりをより強化し、地域医療教育の質を磨き、本学として嶺南地方への地域貢献の柱にしたい」と挨拶。高浜町の野瀬 豊町長は「医学生や研修医などが高浜町に来ることで、新しいコミュニティや地域のつながりがうまれることに期待します」と話し、若狭高浜病院の秋野 裕信院長は「当院職員の地域医療連携と医療教育に貢献する意識が向上します」と述べました。
本協定により、高浜町で完結的?包括的な視点の総合診療、地域医療およびその教育の提供が可能となります。