本学は、福井市が東京オリンピックの際ホストタウンとなった縁で交流をしたことをきっかけに、スロベニア共和国の大学との全学レベルでの交流を目指しています。今回の松島大使の訪問は、同国との活発な学術交流を実現するための意見交換を目的としたものです。
上田孝典学長は、「昨年6月にペトリッチ前駐日特命全権大使に来学いただき、今回は松島大使をお招きすることができ大変うれしく思います」と挨拶。明石行生副学長から、これまでのリュブリャナ大学を始めとするスロベニア共和国との交流実績について説明があり、同国はAI?ロボティクス分野の研究が盛んなことから、工学系部門知能システム工学講座 髙橋泰岳教授から本学の関連分野に関する研究の紹介がありました。松島大使から寄せられた、スロベニア共和国の大学の動向など様々な情報をもとに、熱のこもった意見交換が行われました。
松島大使は「共通の関心を持っている研究者のマッチングを行うなど、具体的な支援に繋げたい」と話し、今後の連携関係を確認しました。
松島大使のご訪問を機に、スロベニア共和国とのさらなる交流?連携活動を推進していきます。