本学医学部地域プライマリケア講座の井階友貴教授が、第10回「やぶ医者大賞」を受賞しました。
やぶ医者大賞は、兵庫県養父(やぶ)市が”やぶ医者の語源が、養父(やぶ)の名医” であることにちなみ、若手医師の育成、地域医療の発展などを目的に、全国の過疎地などで活躍する50歳以下の医師や歯科医を表彰する制度です。
井階教授は、福井県高浜町の寄附による本学医学部地域プライマリケア講座の教授を務め、同町の和田診療所とJCHO若狭高浜病院に医師として勤務。「たかはま地域医療サポーターの会」の支援や地域の課題解決のための自由参加型住民会議を開いています。また、同町のマスコットキャラクター「赤ふん坊や」と共に子どもたちと触れ合うなど、町民の健やかな生活を守る「まちづくり系医師」としての活動が高く評価され、この度同賞を受賞しました。
井階教授は「地域貢献している医療者対象の賞を頂き光栄に思います。受賞をきっかけに過疎化の進む全国の市町村町との交流を深めて情報交換を行い、より良いまちづくりに貢献したい」と話しました。
表彰式、講演会は11月11日、兵庫県養父市立ビバホールで行う予定です。