2011年5月27日 福井新聞
福井大附属中の生徒が東日本大震災の被害を受けた東北などの附属中9校に励ましのメッセージをつづった色紙を贈ったところ、26日までに5校から返事が届きました。手紙には「生徒、教師全員、とても心が励まされました」「不便な生活が続いていますが、希望は絶対に捨てません」などと書かれています。被災地からの力強い声を見た生徒会執行部のメンバーは、引き続き支援していく気持ちを新たにしています。生徒会副会長の重森春花さんは「最初はメッセージが集まるか不安だったけれど、たった2日間でみんなの気持ちがこもった色紙ができた」と振り返ります。生徒会長の浅井玲央君は「直接届いたメッセージを見て、被災地の現状がよりはっきりと把握できた。附属中同士、これからも支えていきたい」と話していました。