2011年7月13日 福井新聞
福井大文京キャンパスで8日、自動車メーカーの元技術者を招いた講演会がありました。これから専門知識を学ぶ工学部1年生や就職活動を控えた3年生が企業が求める人材について学びました。
工学部機械工学科の授業の一環で約150人が出席。元日産自動車の技術者で世界自動車連盟(FIA)委員などを務めた石田孝明さんが講演しました。
石田さんは長くモータースポーツや先進的なエンジン開発に携わった経験を振り返りながら「労働は夢や目標を達成するための手段」と話し、受け身の働き方に注意を促しました。「21世紀の産業界が求める人材は能動的、前向きな人。常に考え、学び、知恵を絞って」と学生に呼び掛けました。