2011年8月3日 福井新聞
前田工繊(本社坂井市、前田正利社長)は1日、県内や県内出身の大学生らを対象とした「MDK海外留学支援制度」の第1回留学生が決まったと発表した。同制度は世界を舞台に活躍したいと考えている学生に海外留学の機会を与えるのが狙い。県内民間会社では初の取り組み。滞在費や学費などを支援する。12人の応募があり、選考で男子3人と女子1人の計4人が決まった。大学の内訳は福井大2人、埼玉大1人、筑波大1人で、留学先は米国とベトナム。今後、それぞれ2ヶ月~1年間、語学力やコミュニケーション能力の向上、海外見聞による経験蓄積などに取り組む。