2011年8月9日 福井新聞
福井大の留学生が自動体外式除細動器(AED)の使用法を学ぶ救急救命講習会は8日、福井市の同大アカデミーホールで行われた。中国やマレーシアなど4か国の30人が参加した。
留学生は、福井市中消防署の救急救命士2人から、倒れている人がいたら早急に意識を確認し、救急車を呼ぶことなど基本を学習。心臓マッサージや人工呼吸をした。
AEDは日本語の音声案内を懸命に聞き取りながら操作。うまくできると、拍手が起きていた。中国人女性(25)は「AEDの使い方を習いたかったが、これまでなかなか機会がなかった。(今回学んだことを)今後、必要なときに生かしていきたい」と話していた。