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胃や腸の形成 遺伝子特定 「がん解明につながる」福井大など研究グループ

2018年3月23日 福井、毎日、読売、科学新聞、日刊県民福井

福井大医学部の研究グループは22日、胎児の成長の過程で食道や胃、腸を作り分けるのに重要な役割を果たす遺伝子を特定し、消化管が形成されるメカニズムを解明したと発表しました。消化管系のがんは、食堂に胃や腸の細胞ができるなど、細胞が別の組織細胞に置き換わることが一因とされ、この遺伝子をなくしたマウスは、小腸に食道や胃の性質を持つ細胞ができ腫瘍になったといいます。研究グループは「がんの発生のメカニズム解明と治療法開発につながる」と期待しています。

│ 2018年3月23日 │
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