2019年1月10日 福井新聞
においの情報を脳に伝える神経がつながる仕組みを、福井大医学部の西住裕文准教授らの研究チームがマウスの実験で突き止めました。鼻の奥にある1次神経はにおいの種類に応じて脳の特定の位置に突起を伸ばす一方、脳にある2次神経はにおいの種類に関係なく距離的に近い位置に突起を伸ばしてつながることを初めて解明しました。研究チームは医学科高次脳機能領域の西住准教授と坂野仁特命教授、井上展子学術研究員と東京大の大学院生3人。8日付の英科学誌電子版に論文を発表しました。
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